底辺リーマンがフェラーリを買う方法

このブログは、底辺リーマンが資産運用を駆使してフェラーリを買うまでを綴ったドキュメンタリーである。

番外編 大船渡高校佐々木くんについて

あっっつい😱☀️

こんにちは胸毛まにあです(・∀・)

行ってきました↓


f:id:munagechan:20190726000509j:plain

夏の高校野球岩手県大会、花巻東対大船渡。
地元なので、佐々木郎希投手を観に行ってきました\(^o^)/
将来的にはメジャーでの活躍も期待されるとんでもない投手なので、観に行かないわけにはいきません。

佐々木くんを知らない方に説明すると、高校3年生にしてMAX163km/hを投げる、令和の怪物と呼ばれています。
同じく岩手県出身で、それこそ本日対戦した花巻東出身のメジャーリーガー、大谷は、高校時代に160km/hを計測して世間の話題となりました。その後の活躍は言うまでもなく、その大谷の記録を上回る佐々木投手は、世界中が注目する逸材なのです。

佐々木くんは、中学時代から注目されており、一説によると、全国高校野球の優勝常連校の、大阪桐蔭高校からスカウトが来ていたとのことですヽ(ill゚д゚)ノ
全国的な強豪校に行けば甲子園に出場する可能性も高まりますし、無論全国優勝だって狙えます。
しかし、彼はその誘いを断り、地元大船渡の県立高校である、大船渡高校に進学します。
その理由は、中学時代の仲間と共に、甲子園に行きたかったからと言われています(TДT)ウルウル
なんとも泣かせる話です。

大船渡高校は、佐々木くんの活躍もあってトーナメントを勝ち進み、そして今日、花巻東との決勝戦でした。
結果はニュース等でご存知かとは思いますが、佐々木くんは出場機会を与えられず、残念ながら敗退しました。
実は前日の準決勝で、一試合での球数120球以上を投げており、体の負担が大きいからという監督の判断からでした。

プロでも、一試合で球数100球を越えると交代となる場合が多く、試合と試合の登板間隔は中4、5日空けるのが普通です。
それだけ投手にかかる負担は大きいのです。
これは高校野球でしばしば話題になる話ですが、一つの高校に在籍する有望な投手は限られております。

高校野球は、トーナメントによるノックアウト方式なので、たった一回の負けで敗退となります。ですから、必然的にエースピッチャーに頼らざるを得ないのです。

よく引き合いに出されるのが、愛媛県済美高校の安楽投手です。
150km/hを越える球速を誇る彼は、佐々木くんと同じくプロからも注目されておりました。
2013年の春の選抜高校野球で一人で5試合を投げ抜き、球数は770球を越えました。
その結果ケガをし、夏の甲子園では思うような結果が残せませんでした。
その後彼はプロ入りしましたが、プロでもいい成績が残せていません。
高校野球は過密なスケジュールの為に選手への負担が大きいのです。

今回の大船渡高校の国保監督は大英断をしました。
佐々木くんを決勝戦で投げさせなかったのです。
佐々木くんの夢であった仲間との甲子園。
地元大船渡の期待。
いろいろな状況を踏まえて決断しました。
前述の通り、佐々木くんは全国どころか、世界が注目する選手ですから、その彼を起用する監督の重責は並大抵のものではなかったと思います。

佐々木くんがメジャーに行けば、100億、200億といったお金が動くでしょう。
その後の彼の将来、佐々木くんの想い、地元の期待等を踏まえると、容易に決断出来なかったでしょう。
早くにチームが敗退していれば悩まずに済んだかもしれません。
幸か不幸か決勝にまで勝ち進み、監督は決断しました。


何が正解かは誰にも分かりません。


どんな決断も正解であり、不正解なのかもしれません。
ただ、自身の保身を一切考えず、世間体、批判、すべてを受け止めようとする覚悟を国保監督から感じました。

個人的には国保監督に大きな拍手を送りたいと思います。

そして、佐々木郎希くん、今後の活躍を心から願っています。